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それなりに長さのある文章置場。 企画っ子とか自宅学生とか自宅っ子とか…とにかく入り乱れで妄想を書き散らかしてます。 よそ様のお子さんをお借りすることもあります。その時は親御さんの名前を明記いたします。
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っていうタイトルのメモ帳が出てきたんですけど…中身見たらギアエリでした。
ギアがエリザちゃんにプロポーズしているだけの話です。

あ、ということで瑞木さん宅のエリザちゃんをお借りしてます!


それにしても…これは…なにエリザちゃんに火傷させてるんだ、こいつ…


本当にすみませんでした!(土下座!)



「エリザ、俺のものになってくれないか?」

少女は頬を赤く染めながら、こくんと頷いた。


「なにが欲しい?エリザが欲しいと言うのなら、たとえそれが限りなく不可能に近いものであろうととってきてやる。
ああ、心配するなよ。俺に不可能なことはないから。エリザが言えばそれは実現する。
さあ、何が欲しい?今すぐ必要とあらば地球の裏側まで1秒で行って帰ってくるが」

沈黙を続ける少女に男はなおも話しかけ続ける。

「八又の竜が飲み込んだっていう勾玉でも、古代王の墓に眠る黄金の玉座でも、マリポーサの美術館の馬鹿でかい扉でも、ギルベガン教会のステンドグラスでも、ビジューの宝石店で一番高価なルビーでも、あーでもそれなら俺が直々に掘り出して加工するでもいいかもしれないな。俺が本気を出せばそれに勝る物は存在しないわけだから。それともガレット・デ・ロワで最高の菓子職人をスカウトし」
「ギアさん」

「…ん?」

少女の声に、
男はべらべらと饒舌なお喋りを中断して、至極真面目な顔つきで少女を見据えた。

「ギアさんです。」

「何が?」

「わたしが欲しいもの。」


男はしばらくきょとんと少女の目をただただ見つめるばかりだった。

 


数十秒ほどしてから、男は耳を手で覆って、やっと困ったような顔をした。

「弱ったな。どうやったらこの俺を盗んでこれるのか、いくら考えても思いつかない。普段は絶対に途中で諦めたりしないんだが…お手上げだ。
なあエリザ、恥を承知で尋ねたいことがある。」

「はい」

「どうしたらエリザに俺を与えられる?」

 

少女は得意そうな顔で微笑んだ。

「簡単ですよ。でも、ギアさんでも出来ないことです。」

「俺に出来ない?」

男は不服げに眉根を寄せた。
しかし、次の少女の言葉でそれは瞬間に笑顔に変わる。


少女は男の耳元でささやいた。


「良かったら、わたしに盗まれてもらえませんか?」

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