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それなりに長さのある文章置場兼描いたもの置き場。 よそ様のお子さんをお借りすることもあります。その時は親御さんの名前を明記いたします。
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過去話その2。
主に両親とかハムの行動原理の根っこの話。






両親健在ってことにしてたけど、故人でもいい気がしてきた。そのほうが収まりがいいんだよなぁ。

ハムが上京してからしばらくして、里が襲撃され壊滅の危機に。

同じ頃にハムは王都での生活に耐え切れなくなって帰郷するも、父親から「騎士になるまで帰ってくるな」と冷たく追い返される。
その出来事がきっかけで、もう帰る場所はないんだと自暴自棄に拍車がかかる。
そしてヤンキーへ~。
追い返した理由は里の襲撃から息子を守るためなんだけど、ハムは騎士になって帰ってくるまでそのことを知らない。

里が襲われた原因はよそ者であるハムの父にあると、里の民は糾弾。
濡れ衣だと主張するが、疑われるような行動も取っていたので(これは本当に単なる偶然)まるで聞き入れてもらえない。
息子の旅立ちも何か企みがあるのでは、と非難は子供にまで飛び火。

「あの子は必ず騎士になる。騎士になってこの国を、この里を必ず守ってくれる」
そう里の民に言い残し、父は一人敵と戦った。
その姿に誤解が晴れ、里の民は協力して敵を倒した。

しかし里はほぼ壊滅。
里を蘇らせるためにハムの母は百夜の祈りを捧げた。
最後の夜には大地に還る魔法だった。

命と引き換えに身の潔白を証明した両親は里の英雄となる。

これにより、里の民たちはハムのことも英雄として暖かく歓迎した。
ハムとしては「ざまみろ」言いたさに帰って来たもんだから、死んでたって聞かされて鳩に豆鉄砲。
「何勝手に死んでんだよ!!」と憤るも、両親の死がいかに誉れだったか語られて怒るに怒れず。
今も里とは仲良くやってます。手紙で連絡取り合ってるし、里帰りするし。

故郷の期待を、両親の希望を背負ってるから、なんとしてでも国を守りたい。
両親が救ってくれたのは命もだけど、それよりも「誇り」という認識があるから、国のために散りたいんだろうなぁ。
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