イスバウは5、6歳の頃、今所属してる盗賊団のヤツらに家族や仲間を皆殺しされた。
その前までは家族と一緒にまた別の盗賊団に属していて、今よりずっと平和的だった。
ある時一団がお宝をゲットして、これなら当分は生活が楽になるね~なんて和やかムードだったんだけど、
まあその極悪非道盗賊団がその情報を聞きつけて横取りを企んでて。
で、一団もそれを風の噂で知ってお宝を持って避難した。
だけど、イスバウが仲間の言いつけを破って町まで遊びに行ってしまって。
そこで偶然盗賊団の一員に出くわしてしまう。
幼いイスバウは人の良さそうなその人にころりと騙されて仲間の居場所をバラしてしまいそうに。
そこにちょうど仲間内の兄的存在の青年が割って入ってくれてギリギリセーフ。
が、逆に欺くのは不可能と感じたその男は実力行使に出る。
「吐かないと殺す」
袋叩きにされても何があっても口を割らなかった青年は殺され、イスバウだけが残った。
イスバウも最初は絶対に言うもんか!って仲間を守る気満々だったんだけど、いざ自分の命の危機を身近に感じて、
怖くて怖くて仕方なくなって、気づいたら泣きじゃくりながら命乞いをしてた。
仲間の居場所をぺちゃくちゃ喋って、だから助けて!殺さないで!何だってするから!
情報を入手した盗賊団は、うるさいからとりあえず用済みのイスバウの声帯を潰した。
そのまま殺してもよかったんだけど、面白いから生かした。
奇襲を受けた仲間の一団は応戦したが敵わず、全員殺された。
死の恐怖と罪の意識から、イスバウはその盗賊団に所属し、生きていくことを決めた。
で、その盗賊団でカイジさんと出会ったのかなーと。
リジルを助けたのもカイジさんと一緒にいた時だったらいいな^^
極悪非道盗賊団=タナク盗賊団、ってことになるね!