ウルシュラ(Ursula) ク.チ.ー.ト♀
155㎝/15歳
一人称:ウル、ウルシュラ 二人称:相手の名前
「いや、いやよ。離れちゃだめ」
その道では高名な、代々続く魔術師の家系に生れる。
秘密裏に黒魔術の研究も行っており、魔界の魔物を召喚し使役する事も。
魔術の研究のためならば手段は選ばず、時には非人道的な研究に手を出す事さえある。
ウルシュラの母親に施した魔術もその類いであり、胎児に魔物を憑依させるというものであった。
実験は成功し、高い魔力を有した赤ん坊が産まれたものの、多大な負荷を強いられた母体は耐えきれず、子供の命と引き換えに母親は息を引き取った。
ウルシュラと魔物の同調は完璧とは言えず、たびたび魔物と化して(メ.ガ.シ.ン.カ)暴走を繰り返した。
魔物を制御する魔道具(メ.ガ.ス.ト.ー.ンとメ.ガ.リ.ン.グ)の開発により、ある程度コントロールする事は可能となったが、用心も兼ねてウルシュラを屋敷から出すのを良しとしなかった。
ゆえに、過保護過ぎるほど過保護に育てられた、箱入り娘そのものである。許可も護衛もなしに敷地外に出た事はない。
父親ですら娘に対して「道具」もしくは「兵器」という感覚で接しているため、まともな愛情を受けた事がなく、そもそも「愛」という概念すら知らない。
屋敷の中であれば行動の制限はほとんどない。自由にわがままに自分の好奇心の思うままに。
とくに自分に甘い相手には懐く傾向があり、同じ者ばかりを傍に置いて振り回す事が多い。
自分の感情にも相手の感情にも疎い。そのため力加減も下手だし、パーソナルスペースも激狭。
精神年齢はかなり幼いと言える。
また人見知りのきらいがあり、初対面の者には自分から関わろうとしない。
メ.ガ.シ.ン.カすると魔物の側面が前面に出て自我をなくす。
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