【能力補足】
能力は吉宗にしか使えないが、呪文は音声認識。(=呪文を唱えさえすれば誰でも実体化させられる)
呪文は「リベラ」の一言。
絵に出来ればなんでも実体化させられることになるが、その際に吉宗自身の想像力が重要になる。
バイクを描きたいと思っても、バイクの姿かたちを具体的に想像できなければならない。
想像力は実体化させた後の、その“物”の行動パターンにも影響する。
バイクの動かし方や動き方を具体的に想像できなければ、たとえ実体化させても動かない。
逆を言えば、吉宗が具体的に想像できれば、その物の性質としてありえない動き方をすることもありうる。
(バイクが壁を逆走するなど)
以下のことが起これば実体化した物は消滅する。
1.実体化した物が致命的な攻撃を受ける。
2.呪文を唱えてから3分間を過ぎる。
また、以上のことが起これば実体化した物だけではなく、絵そのものも消滅してあとには残らない。
画材はなんでもいいが、絵の出来栄えにより能力に差が出る。
(同じ物を描いても、ささっと描いた鉛筆画よりも時間をかけた油絵の方が強い)
【他人の能力の使用について】
想像力が要だと上記したように、他人の能力も“想像”できなければならない。
そのため最低でも一度は目にしたことのある、「技」や「能力」に限る。
「吉宗自身がそれを使用する」のではなく、
使用できる“人”を描いてから「その人が能力を使用する」というもの。
人を描いた場合、その人の行動パターンを忠実に再現した行動をとる。が、喋らない。
(これも吉宗の想像しうる範囲。吉宗は平凡な脳みそなので奇天烈な行動は滅多にとらない)
一人一人の能力を覚えるのは大変なので、普段は手帳にデータを似顔絵として保存している。
その人のページを開いて目にすると、眼鏡がデータをつぶさに解析。それを元に絵を描き起こす。